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執筆者の写真Koji Yamamoto

初めての富山県

更新日:6月24日

6/17(月)~富山県へ系統用蓄電所の現地確認依頼があり同行して参りました。

この2週間ほどでレコード級の特別高圧の系統用蓄電所のご依頼が数件、新たな顧客様からの高圧の系統用蓄電所のご依頼が2件、そしてこの同行依頼と、またぞろ系統用蓄電所関連の御引き合いが過熱して参りました。

富山県はいわゆる”豪雪地帯”に準ずる雪の多い地域になります。

また、日本の中でも有数の雷害の多い地域であり、メガソーラーと呼ばれる大型の太陽光発電所にとっては設計が難しくもなり、且つ大雪による日射量の不足から難しい舵取りを迫られる地域でもあります。

でも少し見る角度を変えて考えてみますと違った景色が見えて来ます・・・。

例えば今般同行依頼があり馳せ参じました富山県も含まれるこうした大雪の地域では、確かにPVには多少不向きなのかも知れませんが、系統用蓄電所ならどうでしょう?

もちろん現在の蓄電所に用いられる蓄電セルはその殆どがリン酸鉄リチウムイオン蓄電池ですので極度の極寒には不向きですが、それでも蓄電所に使われている蓄電セルの多くは最新式の水冷式のポンプが空調の代わりをしており、その為ある程度の大雪の地域でも設置が可能となっておりますし、ましてや雪が降ることで太陽光モジュールのように日射がなくなり発電しない・・・というデメリットもありませんから、押し並べて系統用蓄電所はPVよりもその設置地域を選ばないというメリットは間違いなく存在します。

ただし”系統用蓄電所の設計のキモは後で変更のきかない地域選定”にある・・・というのが僕の第一義の信念ですので、エリアの順調流(充電)・逆潮流(放電)の余力やその地域の電源の強い・弱い(需給バランス含む)など、そして地域における各種市場の単価や入札状況なども加味しなければならないのは言うまでもありません。

最終的に決断されるのはお客様になりますが、最大限のサポートは惜しみなくさせていただきます!

【閑話休題】

富山県は僕の親戚の実家(滑川という所です)があるんですが、今までは金沢への道すがら経由したという程度でしたので、実質初めての富山県という感じでした。

お刺身やホタルイカ、お寿司やお酒、いやぁ~、本当に美味しかったです(笑)

僕は仕事に恵まれているのかたくさんの海外や国内の地域に出張させていただく機会が多くて、その度(旅)ごとに素敵な出会い(人も物も食事もお酒も・・・)に恵まれて来ました。

本当にありがたいし、幸せ者(もん)ですね!



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